中原淳一は1940~60年代にかけて活躍した抒情画家です。

雑誌「少女の友」の画家として人気を博したのち、戦後に女性誌「それいゆ」、つづけて妹雑誌「ジュニアそれいゆ」を創刊します。新しい暮らしを提案し、表紙絵から洋服のデザインまでを自ら手掛けました。また良い文学作品を少女たちへ届けるために挿絵を描き、川端康成や「花物語」で知られる吉屋信子の指名を受けることもありました。

中原淳一の絵は現実の少女たちを美しい絵画の世界へと誘うものであり、美しい心と暮らしを営む希望が礎です。季節とりどりのモダンなファッションに身を包んだ淳一の少女たちは、夢見ることと芯の強さを共存させた理想の少女像としてポーズをとっています。

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