モーリス・ブランショは戦後フランス最大の文芸批評家と評される学者です。
彼の文章は戦争体験、特にホロコーストや自身が銃殺されかけた経験に大きく影響されています。
ブランショは書かれた作品において書いた当人が疎外される「書き手の不在」を提唱し、それを引き受けるべく自身の写真などを出さずに活動しました。そのため「顔のない作家」「不在の作家」とも呼ばれます。
マラルメやカフカをはじめ、カミュ、メルヴィル、リルケらによる様々な小説・詩の批評を通して、自らの思想を提示し続けた文学者です。

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