気球乗り放浪記 寺山修司

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読売新聞社 1975年初版 単行本 ソフトカバー 296ページ

【カバー袖より】私の大きらいな若者読者へ この本は、私の「中学」である。私は、新任の女の先生の机の上にガマガエルをのせておく腕白な生徒であり、同時に漱石の「坊っちゃん」気取りの先生でもある。何しろ教室はおそろしく、だだっぴろく地球儀の何分の一かを染めぬいてしまったのだ。……だが、おそらく、これが私にとって最後の「若者向き」の本になるだろう。私は「中学」にも「黒板」にも「教室」にもあきてしまった。……私は、一人で気球に乗ってぶらりと出かける。私は、賭博好きのひとりの「大人」、遊蕩の三文詩人として、わかれ道で、若者たちに手をふる。もう「若者論」はおしまいです。……この本のつづきは書店ではなく、競輪場の雑踏やポルノ映画館のスクリーン、駅前食堂のメニューの最後の行あたりをさがしてください。ほんとの「教育」は、屠殺場の中ででも、できるのです。

状態:並下。全体的にヤケ。カバー背部分に色飛び・変色があります。その他カバーに少々汚れ、スレ、傷み、黄ばみ・退色があります。天小口底にシミ・汚れがあります。

※ネコポス可(送料310円)

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