「魂を抜かれて働かされるハイチ島の奴隷」「食人樹に呑まれたアフリカ探検隊」「女人禁制の国に息づく吸血鬼」「暗黒の麻薬組織 市街戦に壊滅」・・・。

目次タイトルを一部抜粋するだけで、内容はご理解いただけると思います。世界の奇習や裏社会の噂など、真意は怪しいキワモノ的なネタばかり集めたモンド雑誌、誌名もそのまんま「不思議な雑誌」です。

ヤコペッティの見世物ドキュメンタリー映画「世界残酷物語」がヒットした1960年代に現れた時代の徒花といっていいでしょう。捏造やヤラセに対して今よりは寛容だったことが窺い知れます。